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金融機関を辞めようか悩んだ時期は2度ありました①

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私は信金、信託、通算23年勤務してきました。平成6年の入庫当時の世の中はまだ寿退社の時代。仮に寿退社はしないまでも出産時はほぼ98%退職の時代。30歳を超えて独身なんて「のこりもの」扱いです。


どんなに仕事ができる人でも「選ばれない女」扱いをされるカルチャーに違和感を覚えながらも、「早く結婚したいな」と思わずにはいられなかったことを思い出します。

そんな男尊女卑甚だしく、また女性の敵は女性という中での23年間は、日本版金融ビックバン解禁前、投信窓販解禁前から、現在に至るまでの怒涛の政治経済の中に身を置き、私の記憶と経験は仕事の色々のみならず、あらゆる人生劇場を目の当たりにしながら今日に至ります。

ドラマさながらの愛憎劇を語る日が来るかは謎ですが、今日は私が辞めたいと思った2つの時期について少し記録しておきたいと思います。
(本投稿では1度目のみ。2度目はまた追って。)

私が金融機関を辞めたいと思った時期は2度ありました。

一度目は、入庫してから3年目くらいまでの若手時代です。
理由は
「金融の仕事が細かすぎて、私には無理、向いていない。適性がない。」
「月末や、12月に有給休暇がとりにくい」
「投信窓販解禁するなら辞めたい」
といったもの。

この時期をどのように乗り切ったかといいますと、それは時の経過と経験を積むことの2つだったと思います。
この時期、OJTの先輩と、もう一人の先輩にそれぞれいじめられていたのですが、OJTの先輩のいじめ方がありがたくて、仕事を聞きに行くと「規定集読んで!」「自分で調べて!」といった感じ。結局仕事を正確に覚えるきっかけになり、どんどん成長していったのでした(笑

そのおかげで、さらに仕事を覚えたいという欲が生まれると同時に若手特有の辞めたい理由は消えていきました。

OJTでない先輩のいじめは、なんの生産性もなく、当時ただただ苦しかったです。もうほんと陰湿。隣でため息をつかれるのは日常茶飯事でしたから、右側にいる先輩の様子にいつもビクビクしながら仕事をしていたことを思い出します。
しかしそれが退職願望には全くつながりませんでした。

理由は2つ
1つは父から「人間関係では絶対に辞めるな。なぜなら金融機関は3年我慢すれば嫌な上司や先輩は転勤する」と言われていたこと。(実際には5年かかりました)

もう1つは、必ず1人は味方がいるということです。力の強い先輩にいじめられていた場合、ほかの人は怖がって私に構ってこようとはしませんが、必ず1人はこっそり声をかけてくれる人がいたのです。
そんな時、「100人と仲良くしたいけど、本当にわかってくださる人、1人と仲良くするほうが自分にとっては宝物なのかも」と思うようになりました。

助けてくださった先輩とは、よく会社帰りにご飯に連れて行ってもらいました。「馬車道」というパスタ屋さんによく連れて行ってもらい、「こんなおしゃれなお店すごいなー」と先輩を尊敬のまなざしで見つめた記憶も鮮明です。

その先輩とは今でも交流があり、本当に会社の立場を超えてつながれる人は宝物だなと思います。

今、金融機関を辞めたいと思っている若手職員の方は、その理由は様々かと思います。もし自分の未熟さ故の辞めたいであれば、少し成熟するまで待ってみるのもよいかと思います。
一方で、仕事に見切りをつける時が来たら、迷わず辞めるべきだと思います。見切りをつけるとは「この仕事はつまらない」と感じた時でしょうか。

私の2度目の退職願望は「この仕事はつまらない」が来てしまったのです。それは信託銀行を退職するときなのですが、そのエピソードはまた改めて綴らせていただくとします。

あともう一つ、私には経験がないですが、「人間扱いされないとき」は迷わず辞めましょう。
スルガ銀行のレポートなどを読むと、行き過ぎたノルマ主義に愕然とします。
あれは「仕事」ではなく「強制労働」ですから、仕事を辞める以前に仕事になっていません。世の中への生産性はゼロと考えてよいでしょう。
自分が仕事として与えられているものが、「世の中の価値ゼロ」と思ったら迷わず辞めてください。我慢していたら自分すらも失ってしまいます。

もし、つらい気持ちを吐き出したい方がいらしたら、女性限定でどうぞ

http://fiduciarypartners.jp/advice.html

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