Fiduciary Partners

あなたとこの社会の幸せによりそう

アドバイザー(FP、IFA) 研修・セミナー 金融機関職員向け

一般NISA、いつ解約する???

投稿日:

私の見方で申し上げれば、「上がったら」です。

それはまだ期間が残っていても?「YES」です。

ーーーーーーーーーーーー

投資の利益が非課税になるNISAには、一般NISAとつみたてNISAがあります。

本制度は一般ORつみたての選択制となります。

制度の導入は一般NISAが2014年1月から。その後2018年1月からつみたてNISAが開始していますから当然私もNISA導入と共に一般NISAを利用。

その後一年遅れて2019年につみたてNISAに移行しました。

つみたてへの移行理由は”投資期間が長いから”です。

さて、私は2018年5月に一般NISAで購入した、インド株とインドネシア株ファンドを先ほど解約しました。

両方利益が出ています。NISAの期限は来年の12月末。まだ1年以上の期間を残していますが、この決断に至った理由を書きます。

理由①購入当初から、上昇したらすぐに売却するつもりだった
→一般NISA導入時、そもそも5年という短い期間であるため、投資したことを忘れてぼんやりしていたら、NISA終了時に下落している可能性も大いにある。よって、一般NISAは最初から短期投資が目的でありました。

理由②あと1年半のうちに相場が上昇するのか、下落するのか誰も答えを知らないが、誰もが確実にわかることは「今わたしは利益が出ている」ということ。

タンジュンですね(笑

そう、利益が出ているなら解約してもいいと考えています。とくに一般NISAは。です。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

さて、私は一般NISAからつみたてNISAに移行しています。

つみたてNISAの有利な点は「長期」ということ。ここに私はメリットを感じています。投資の損益は期間が短ければ短いほど、ギャンブル性が強くなります。

あたるも八卦、あたらぬも八卦。が現実のものに。

長期であればあるほど、ギャンブル性は低くなり、ブレは収れんされていくと考えられています。

そのため、老後の資産形成にギャンブル性を持たせると、気の休まる時がありません。一番儲けなくてもいい、でも一番損をしたくもない。これが私の老後の資産形成の心構えです。

ーーーーーーーーーーーー

さて、つみたてNISAに移行した投資残高も着々と上昇しております。相場が上昇していますから、当然ですね。

世の中の多くの人たちは、今プラスなのではないでしょうか?ほくほくしていることでしょう。私も一緒にほくほくしています。

気を付けるべきことは、運用がマイナスに陥った時です、ここ数年かけて築き上げてきた投資がガラガラを音をたてて崩れていく時はくるでしょう。当たり前です。上がったり下がったりするのですから。
大切なのは下がった時にうろたえないこと、投資を継続することです。

ただし商品や年齢、資産背景によります。

投資中に売り買いの決断をするには、常に当初の投資の動機に従います、ご自分が何のために投資するのかを今一度確認する良い機会となりましょう。

ーーーーーーーーーーーーーー

「一般NISAは上がったら売れ。」これが私の考え方です。

-アドバイザー(FP、IFA), 研修・セミナー, 金融機関職員向け


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

no image

2021年度 日経新聞の読み方セミナー実施中(毎月募集)

銀行員を20年超しておりました。 新聞読み合わせは7年くらいしていましたかしら・・・。 新入職員が「読み合わせしてください」と言ってきてくれた時は嬉しかったですね。何事も自主的にやると伸びます。 日経 …

no image

毎朝!30 !日経新聞読み合わせ開始予告!

2020年12月21日準備開始・・・。youtube live 準備中・・・。 ーーーーーーーーーーー ―プログラムー実施日:準備でき次第 火曜日~土曜日(月曜日がお休みの理由は前日マーケットが閉まっ …

2021年テーマ「美しく投資する」

販売 広告 一切排除している私は一般生活者によりそうサロンを開催しています。 正直、自分の趣味を一緒に楽しんでいる感覚です♫ 銀行員時代は、個別株式投資は売買に制限があり、実質投資できないルールになっ …

【近代セールス2月1 日号】寄稿いたしました。~資産形成コンサルティング連載中~第18回「顧客本位の実現方法ー商品を知る③」

Q:投資信託の仕組みや用語についてなかなか理解できません。お客様にわかりやすく説明できるようになりたいのですが、どのように勉強したらいいでしょうか。 優しく解説してます(o^―^o) ポイントは「自分 …

no image

為替ヘッジは必要か

本日日経新聞の朝刊に 米債ショック 国内金融への波紋㊦ との記事が掲載されていました。記事によれば、 半年間で8倍となり2,64%まで急上昇した。 とのこと。 金融機関職員の皆様はリスクを低減させたい …