本日日経新聞の朝刊に

米債ショック 国内金融への波紋㊦

との記事が掲載されていました。記事によれば、

半年間で8倍となり2,64%まで急上昇した。

とのこと。

金融機関職員の皆様はリスクを低減させたいお客様に対しては為替ヘッジをかけた投資信託を案内してきたと思いますが、為替ヘッジコストは変動はあるものの私は常に2%~3%とお伝えしています。

2020年よりコロナの影響で世界的な金融緩和政策が行われ、金利が低下しましたね。そのおかげで為替ヘッジコストそのものは大バーゲン状態でした。

相場環境は常に変化しており、当たり前が変わります。

経験の浅い金融機関職員は、今のあたり前は今でしかないことを認識できない場合が多いです。その理由は、商品説明、販売説明に偏った研修や勉強をしているからです。

経済の動向は常に俯瞰し、また足元も確認しながら現在の状況はどのような要素が絡み合っているのかを把握したいものです。

金融機関職員の仕事は、相場を予想することではありません。常にお客さまの人生によりそい、お金という手段を有効活用するお手伝いをします。不確実な未来を予想するのは不誠実。わからない未来をどのような対策を講じて迎えるのか、一緒に考えていきましょう。

投稿者 yuki

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です