回転売買の規制を明記 金融庁、監督指針を改正へ
日本郵政による保険の不適切販売の発覚は多くの人に衝撃を与えました。
一般の人の衝撃は「信じられない」
金融機関の人は「失敗したか、明日は我が身か?」
というものだったのではないでしょうか。
勉強不足の金融機関人にとっては「販売が怖くなる」のは当然のことです。
金融商品の適正な販売は、実は非常に簡単で単純なことなのですが、絡まった毛糸が雪だるまのように巨大化しているのでしょう。あちこちの忖度問題も絡んできて解決案が対処法でしかないのも問題です。
規制強化については強く求めるところではあります。しかし営業職員の知識不足の上に規制が強化されることは、貯蓄から資産形成の流れをますます止めることになるのではと懸念しております。
日本人に正しい資産形成が普及しないことは、今の子供たちにとって非常に危機的状況です。
子どもたちが大人になった時に、自分たちの年金もままならないのに、老人の比率が増え、負担が増える。深刻な問題です。
モグラたたきのように湧き出る問題は世間も注目しやすいし、それを対処していくことも、もちろん大切ですが、もっと本当に未来志向での根本解決を求めたいです。
日経新聞の記事はこちら→https://www.nikkei.com/article/DGXMZO64136690T20C20A9EE9000/