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アドバイザー(FP、IFA) 銀行の有効活用方法

信頼できる投資のアドバイザーはどこに?

投稿日:2020年9月1日 更新日:

普段お金の相談は誰に?どこに?と迷う方も多いと思います。

簡単にアドバイザーの種類と強み、弱みを書きますね。

そもそも「押し売り」とか「しつこいセールス」が無いという前提で特徴を書きます。


結論を書いてしまうと、信頼できる投資のアドバイザーは
独立して「投資助言業」を取得している人のみ。

となります。(私は取得していませんから、宣伝ではありません)

理由は、利益相反を完全に排除し、全ての商品からお客様に良いと思われる具体的な商品の助言が可能であるからです。

これでこのブログは終わってしまいますね・・・・。

——————————–

つらつらと書きます。

お金のプロとして独立開業している人の強みはそれぞれなのです。

よって、「家計」「保険」「投資」「年金」「社会保障」すべてに詳しい人は東京でも数えるほどしかいないでしょう。

したがって、1人の独立系アドバイザーに全てを相談できるとは思わずに、何が強みなのかを把握したうえで相談に臨んでください。

個人的におすすめなのは、信用金庫や信用組合で、ご自分の聞きたいことに対し「詳しい人いますか?」と聞くのが一番良いと思います。
詳しい人が支店を巡回している場合も多く、その場ですぐ相談はできないと思っていてください。

なぜ信金、信組なのかといいますと・・・。両方勤務した経験から実感しているのですが
銀行は株式会社です。株主のための会社であり
信金信組は地域の共同組織なのです。誰のために仕事をするのか?成り立ちの根本が違うからです。
都市銀行等は資金力も店舗数もあり、便利。
信金信組は、不便さはあれどコミュニティバンクです。
役割が違いますから、特性を理解していただき、金融機関は使い分けをお勧めいたします。

—————————————————

FPファイナンシャルプランナー
・IFAインディペンデントファイナンシャルアドバイザーの違いなど

まず前提として、FP(IFA)には4種類あります。
①商品を販売しない
②保険のみ販売
③投資商品と保険販売
④金融機関勤務

@「家計」「保険」「年金」「社会保障」に比較的強いのは、FP(独立・商品販売なし、または保険のみ販売)独立はしていても得意不得意の個人差が大きい世界です。


@「投資」に強いのは、証券会社が一番ですが、これも言い切ってはいけないだろうと思いながらも、正直、銀行員よりマーケット等は詳しい場合が多いです。

一般の銀行等と、投信販売をしているFP(IFA)。どちらが詳しいかというと、独立しているFP,IFAは証券、銀行出身者であり、新入職員ではありませんから、まあ、独立しているFP,IFAのほうが詳しい場合が多いでしょう。
しかし注意があります。

金融商品を販売しているFP、IFAの報酬ですが相談料ゼロの会社の場合、100%お客様の投資購入金額が影響してきます。
利益相反を排除する仕組みはないと思ってください。

一方金融機関は預金者へのサービスという位置づけになります。
(注:実際にはダメな金融機関が山のようにあるのですが・・・・。ほんとにご注意ください。)
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下記、良い点と悪い点をつらつらと・・・。

【一般の金融機関】(信託、銀行、信金、信組、ゆうちょ銀行)
 良い点:一般的に給振口座に指定されていることから、手軽、身近。自動引き落としで積み立て投資等が可能。
 悪い点:取り扱い商品のみの案内になるため、選択肢が少ない。(セレクトショップと思えればよい)

【FP(ファイナンシャルプランナー)】(商品の販売なし)
FPとは、資格試験に合格した人全員を言い、銀行員の多くはFPの資格を保有していますが、ここではFPとして金融機関に属さず仕事をしている人を指します。
 良い点:「家計」「保険」「年金」強みは偏りがあるが相談に乗ってくれる。運用については基本的な考え方を教えてくれる。
 悪い点:具体的な商品の相談は法律上できない。自分の苦手な分野をほかの担当に分担できない場合が多い。

【FP(ファイナンシャルプランナー)】(保険の販売のみあり)
 良い点:保険の見直しができる
 悪い点:保険相談に特化しており、さらに自社の取り扱い保険のみの案内。

【FP(ファイナンシャルプランナー)IFA(インディペンデントファイナンシャルアドバイザー】(保険、投資商品販売あり)
 良い点:ネット証券と提携していることが多く、取り扱い商品の幅が広い。保険、投資ともに商品には詳しい場合が多い。(金融機関からの転職組)
 悪い点:組織の利益や担当者の報酬に利益相反が生じる。(相談料を払うほうが安心だと思ってほしい)


さいごに

私は金融機関勤務のFPでありましたが、お客様のために行動したと言い切れます。上記業種によっての区分けいたしましたが、それぞれの組織の中でプロフェッショナリズムを発揮している方もおられます。

一番目に大切なのは命
二番目に大切なのはお金

医者と銀行員は当たり外れが最も大きい業種でもあります。
なぜなら、見えない未来を扱うからです。
命もお金も寿命は相談相手次第ということです。

頭混乱しますね。いつか表を作ってみます(o^―^o)

-アドバイザー(FP、IFA), 銀行の有効活用方法


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